レポーター:だよタン(Ba,Gt)
場所:森のホール21 参加者:38名(奏者・スタッフ)
去る2007年3月11日、森のホール21にてコスモスカイオーケストラの身内演奏会(団員の身内のみを招待)が行われました。
今回の演奏会は、2007年10月8日(月・祝)に行われる第一回定期演奏会の予行練習を趣旨とした演奏会でした。
身内のみとはいえ、初の演奏会という事で良い部分も悪い部分もたくさんありましたが、その演奏会の模様と10月に行われる定期演奏会について、楽団の創設者である団長(マツ)・副団長(すらり)のお二方から色々とお話を伺ってみました!
── さて、コスモスカイオーケストラが初めて人前で演奏会を行ったわけですが、その感想は。
すらり:そうですねぇ。
やっぱりクオリティ的には色々あると思うんだけど、結果的にはこれまでやってきた成果が出て、あの時点(3月11日の事ですね)で自分たちに出来る最高のパフォーマンスは出来たんじゃないかなと。
そういう意味で、良い演奏会だったと思います。
マツ:んー、まあ身内のみの演奏会とはいえ人前で演奏するわけだから、編曲に関しても演奏や演出に関しても、あるレベル以上のクオリティが求められるわけで、正直な話、身内演奏会の内容だけを見たら決して満足できる内容ではなかったけど、演奏会自体はやって良かったし良い経験でした。
すらり:今回の演奏会の趣旨が10月の定期演奏会の予行練習という事もあって、経験を積むという意味ではすごく良い機会でしたね。
マツ:今回の演奏会でコスモスカイ色というか、コスモスカイらしさの方向性みたいなものは出せたし、今回の経験を踏まえてどう良くしていくのか、そこが重要だと思います。
もちろん10月の演奏会は、今回の身内演奏会より何倍もレベルアップして臨むつもりだし、その為には今回のような演奏会が必要なわけで、今回はその通過点といったら何ですが、まずやってみないと何も始まらないし、それが出来たことはすごい良い経験だったと思います。
しばし沈黙の後、マツが「渋谷に行くなら表参道に何たらかんたら」とよく分からない例えをしていましたがそこは割愛します。
(ちなみにインタビューは、渋谷の某パスタ屋で行われました)
── それでは次に、自分たちが創設した楽団に参加して一緒に活動している団員やエキストラ、スタッフのみなさんに向けてコメントをお願いします。
マツ:やっぱ、ひとつは感謝ですね~。
特に、自分はこういう性格だから(笑)後手後手になって話が進まないところを、すらりが先に動いて話(主に運営面ですね)を進めてくれて、音楽的な部分でも演奏幹部だったり色々な人がバックアップしてくれて、みんなには感謝してもしきれないし、そのおかげで成り立ってるというか、結果的にそういうのが身内演奏会に出たんだと思います。
すらり:mixiなどで団員を募集し始めたのが2005年の8月ごろで、その後10月23日に初顔合わせをして10数名ほど集まってくれたのですが、正直なところよく来たなと(笑)
その後も、個性的なメンバーが集まって団員も増えていったわけだけど、演奏だけではなくそれ以外のイベント(ボーリング大会とかマリカー大会の事ですね)も大事にしようという楽団の趣旨にも賛同してくれて、みんなで仲良くコミュニケーションを取れているというのも、まあこれも感謝ですね。
大体の人が初めて会う人(ネットからの応募が多い為)なんだけど、自分も含め初めて会った気がしないって言う人も多くて、こう運命的な?(笑)ものも感じますね。
(編注:副団長にもいろいろあります)
── まあ、そんなコスモスカイオーケストラですが、本番ともいえる10月の記念すべき第一回定期演奏会。どんな演奏会にしたいですか?
マツ:んー、やっぱりまだ土台作りというかそういう感じはまだ否めないと思う。
運営面や音楽面に関しても、基礎となるものを作っていく必要があるというか。
まあ、演奏や編曲のクオリティに関してもアマチュアがやっているわけで、内容的には疑問と言うか訝(いぶか)しがる人もいると思うけど、その中でもコスモスカイ色を出せて行けたらなと。
コスモスカイ色がどういったものかっていうのは、、、キレイ事じゃないけど、まずは楽しく、それでいて演奏や演出・編曲はカッコ良く前衛的というか。
だから演奏会では、そういった音楽を発信する場にしたいと思っています。
すらり:大体、マツが言ってることと同じですね。
他のゲーム音楽を演奏している楽団を見ても、どの楽団も創意工夫をしてオリジナリティを出しています。
コスモスカイオーケストラにおいてもコスモスカイ色というオリジナリティを出していければと。
特に、第一回目の演奏会という事で、まずコスモスカイオーケストラはどんな事をしようとしているのかというのを提示する必要があるし、それをお客さんに見ていただいて、また見に来たい!と思わせるような演奏会になれば最高ですね。
正直、一回目の演奏会という事で技術的な面はどこまで出来るかと言う部分もありますが、逆に言えば技術的な面は時間とともに上達していきます。
それに比べ、根幹にある楽団のアイデンティティは時間があれば良くなるというものではありませんので、まずはオリジナリティを大事にしていければと。
マツ:やっぱり、元々楽団を作る際にオリジナリティっていうのは大事にしよう!というのはあって、クラシックやジャズでも同じようなレパートリーや内容で演奏を行っている人たちが多いけど、そういう事が悪いとかそういう事ではもちろん無くて、ただ、こういう音楽もあるんだと影響を与えられたりしたら良いかなと。
オリジナリティっていうのは、やっぱり人を惹き付けるものがあると思うし、大事にしていきたいと思います。
すらり:あとは、やっぱり楽しく(笑)
聴いて良かった、演奏して良かったと聴く側も演奏側もお互い楽しく思えることが一番かなと。
もちろん音楽的な面では色々あるけど、まずは楽しく!
マツ:うん、だって楽しく演奏できない楽団なんか作りたくないからね(笑)
それじゃなかったら別の趣旨で楽団作るって話にもなっちゃうし・・・
まあ、もちろん楽しさの中にも厳しさアリというか、ラクとかではなくて楽しくね!
── 最後に、まだコスモスカイオーケストラに関わっていない人、つまりこれから団員になるかもしれない人や演奏会を見に来てくれるかもしれない人たちに何かメッセージがあれば。
すらり:自負するわけでは無いですが、コスモスカイオーケストラに入って人生が変わった!と言う人も中にはいます。
(編注:副団長にもいろいろあります)
だから、ちょっと演奏に自信が無いなぁと思って悩んでる人でも、まずは楽団の雰囲気を体験しに見学に来ていただければ!と思います。
そして、演奏を聴いてくれる人たちに対しては、是非10月の演奏会を楽しみに待っていただければと思います。
マツ:まあ、その~、暖かく見守っていただければと(一同笑)
さて、最後は団長の締まらない一言でインタビューは終了とさせていただきます(笑)
身内演奏会を踏まえ10月の第一回定期演奏会では、コスモスカイオーケストラらしい演奏会になるよう団員一同頑張っていく所存でございます。
ゲーム好きの方も音楽好きの方もそうでない方も、入場無料、駅近となっていますので興味がありましたら是非足をお運びくださいませ。
「第一回定期演奏会」
2007年10月8日(月・祝) 入場無料
練馬文化センター大ホール
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