メイキング・オブ・クロノクロスメドレー ~祝☆2万View~

投稿日:2013.05.08  更新日:2013.05.08

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この度、「クロノ・クロス・メドレー(コスモスカイオーケストラ第四回定期演奏会より)」のYoutube動画が2万Viewを達成いたしました。
団にとって大変大きな励みとなっております。この場を借りて、ご視聴くださった皆様に御礼申し上げます。

さてこの動画、海外の方々からの沢山の評価・コメントを頂いておりまして、海外でのゲーム「クロノ・クロス」の人気、強いては楽曲の作曲者である光田康典様の人気を改めて実感すると共に、演奏、及び動画公開の許可を下さいましたプロキオンスタジオ様に、心より感謝申し上げたく思います。

今回、2万Viewを記念して、本動画のメイキングについて少しご紹介したいと思います。
当団の記録チームのメンバー、ホルンパートのホースマン氏を中心に作られた本動画ですが、一体どのように作られているのでしょうか。

「動画の公開」、この作業は単に「演奏動画を撮影」し「動画サイトにアップする」だけの話ではございません。

(1)権利のお話

ゲーム音楽はクラシック音楽と違って著作権が切れておりません。著作権がJASRAC委託されていれば、youtubeとニコニコ動画には投稿可能ですが、当楽団が演奏するゲーム音楽や実用音楽の場合、JASRAC委託もされておらず、動画投稿が難しいのが現状です。

クロノクロスの音楽も例外ではないのですが、著作者様(この場合はプロキオンスタジオ様、及び、光田康典様)の許諾を頂くことにより、本動画の配信に至っております。
 

(2)撮影のお話

撮影には下記のカメラ3台を使っています。

・客席2階正面(全体撮影用)
・客席2階の右
・客席2階の左(ズーム撮影用)

当団において、3台の映像を切り替えて動画編集を行う事は、コスモスカイオーケストラ第4回定期演奏会が初の試みとなります。
3台のカメラを使う事で、臨場感のある映像となりました。
 

(3)録音のお話

録音は上記写真の上部中心に見える、「吊りマイク」で行います。
ギター、ベース等のバンド隊の音は、PA(音響担当)を入れて、舞台左右に設置された巨大スピーカから鳴らしています。

それらの録音音源を、編曲チームの袴田さんと相談しつつ、今回は「生の演奏会の音」よりも、「オリジナルサントラの音」に近づける方向で、ミキシングをしております。
ですので、演奏会の録音としては違和感を感じる方もいらっしゃる事と思いますが、原曲に近いサウンドを目指した結果と捉えていただければ幸いです。
 

(4)タイトル画像のお話

そして最後に。
動画冒頭のタイトル画像、及び最後のロゴ画像は、デザインチームにより作成されました。
ゲーム「クロノ」シリーズは「時」がテーマの一つであるという事で、機械式時計をベースにロゴ画像が作成されております。

 ***

以上、演奏以外の舞台裏のご紹介、いかがでしたでしょうか?

コスモスカイオーケストラは係り制で運営されております。
団員は奏者であると同時に、皆何かしらの係りに就き、演奏以外の雑務をこなします。
今回の動画も、記録チーム、編曲チーム、デザインチームの協力体制の元作られました。

"一人ではできない事を、皆と協力して成し遂げる"
オーケストラに通ずるものがあります。

次回演奏会は2013年7月28日(日)、17:00から、文京シビックホール(大ホール)にて開催予定です。
お越しの際には是非、PA(音響)やカメラを探してみてくださいね。
 




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